2019年02月21日

笹の間から隠れ差す陽を見て

それにしても、今年に入ってまだ二月の半ばだというのにすでに四件の訃報が届いた。米寿が近い高齢者から同年代の働き盛りまで、わずか二ヶ月間の短期間にこの数は今までに記憶が無い。
今年はなぜ、どうしたのだろう…。
浄土宗梅窓院参道
告別式が済んで斎場に向かうマイクロバスの車窓から、叔父を乗せて先に出た霊柩車がこの参道を静かに進むのが見えた。人工的に造られた光景とは知りつつも、高く伸びた笹の間から差し込む陽が、その陰と交差して寝台の屋根に映った。この日のような好天時に限ってできる演出であろうが、自然の採光をうまく使った一瞬の効果に思わず唸った。天上に送る花道としては確かに幻想的である。
浄土宗梅窓院山門
ただ、ここを人生最後の舞台に選んだ当の本人にその光を見ることはできない。
こちら側に残された者として「生きているうちが花」であることに間違いない。

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posted by 長風呂呑平 at 13:43| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする