2020年05月14日

ここに黒柿はあっても形にできないもどかしさ

お寺さんと相談して、亡母の納骨と四十九日法要が今月末に決まる。
すると喪主としての次なる仕事は「さて位牌を作らねば…」と思案する。
これもスプルス製
生まれついての悲しい貧乏木材商は、とりあえず「倉庫の上に長く眠っている黒柿(クロガキ)でも使うか…」と考える。そこで大工さんに聞くと「オレにこんな細工はできないし、それにこれは建具屋の守備範囲だろ」と即座に蹴飛ばされる。そう言われて「なるほど…」と一時は考えるが、建具屋さんに声を掛けたところで「ここに戒名を彫り入れるのは…」と聞き返られそう。

思い悩んでいると以前にお寺さんが「塔婆(とうば)には桐(キリ)がいい。同じ白木でもヒノキは油が多くて墨が塔婆に乗らない」との言葉を思い出す。その塔婆も今ではロシア産のスプルス製だし、お寺によっては乗せる梵字もPC書体で印字するらしい。国際化とデジタル化はご時世として、黒柿を削ることはできたとしても、まさか白色の油性マジックで戒名を書くわけにもいかないか。

そうこう考えて職方に手間代を払うにしても、既製品の位牌を買った方が確実に安い。
結局は市内の「お仏壇の@せがわ」に足を運ぶのが手っ取り早いか。

あの上に黒柿があるんだけどな…。母ちゃん、あそこの「@せがわ」で勘弁して。

巻ヶ沢橋
茨城県南地域に木造建築で新築や増改築を検討されている皆様、
守谷市に開業して54年になる二代目木材商からの提案です。
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posted by 長風呂呑平 at 14:49| Comment(3) | 樹と木 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする