2015年08月26日

木の家ネット・埼玉の「くむんだー」

この日見聞したいくつかの出展の中で、個人的に秀逸した作品はなんと言ってもこれでした。
くむんだー
用途は子供用の遊具「木製ジャングルジム」とのことですが、木造の通し貫の構造を取り入れて強固に組まれ、体験する子供たちに素材であるスギの温かさと柔らかさが良く伝わると思います。
くむんだー
よくよく見ていると、京都清水寺の舞台造り下を思い出します。18mmの貫穴に17mmの貫を通して栓を打ち込み、柱と貫が剛に一体として組まれ、子供数名が上っても揺れ動くことはありません。
そして参加した子供たちの手を借りて組み立ても、さらには解体と撤収も容易です。
くむんだー

くむんだー

くむんだー

くむんだー
筋違いと合板と金物、そして接着剤に依存する国土交通省の正面玄関に展示したい作品です。
木材業者として(予算を考えないで)欲を言えば、これに自然乾燥のヒノキや青森ヒバを使っていれば、さらに嗅覚にも伝えることができるでしょうね。

にほんブログ村 住まいブログ 国産材・地域材住宅へ
にほんブログ村 < 住まい < 国産材・地域材住宅 に参加中です!!
Please click over the icon once a day.
posted by 長風呂呑平 at 07:59| Comment(6) | TrackBack(0) | 樹の仲間 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
これは優秀作ですね!!
雨の日の室内遊びにももってこいです。
そして組み立てから解体までをすべて
子供たちにやらせるというのはどうでしょうか。
Posted by 放射能に強い高齢者 at 2015年08月26日 09:59
この構造は日頃プレカットと合板に慣れ染まった業者には難解です。
Posted by 貫と土壁の家 at 2015年08月27日 14:31
そうですね、プレカットが当たり前の昨今、
木材って機械加工をするのが当たり前でしょって
思っている人もいますからね。
手加工を見たことがない人は
「これなに?」「どうやって作ったの」でしょう。
Posted by 放射能に強い高齢者 at 2015年08月28日 09:56
それにしても、フシのない良い木材ばかりで揃えましたね。
自然を理解させるならもうちょっと
フシ材でやれば良かったのにと思いますが。
Posted by 放射能に強い高齢者 at 2015年08月28日 10:01
柱の太さが約60mmで貫の厚さが16mmから17mmでした。
子供が乗った時にフシからの「折れ」を考慮して
安全性を優先したのではないでしょうか。
Posted by 長風呂呑平 at 2015年08月28日 13:42
こちらでも木にふれあう催しはいくつか開催されてますが、
ここまで大工さんたちが参加して
手をかけてるものはありません。

せいぜい椅子とか本箱程度、
それも森林組合の方たちが開くくらいですね。
Posted by takatomi at 2015年08月31日 16:52
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック