2017年11月17日

上州から越後へ、国境の長いトンネルの入り口で

今回の越後魚沼訪問の往路には、上野駅から上越線普通列車を利用しました。

JR上越線水上駅から列車を乗り換えて一つ目、新清水トンネルの入り口になる湯桧曽(ゆびそ)駅です。ひとつの駅で上り線ホームは地上に、下り線ホームは地下にあり、その下り線ホームは新清水トンネルの中にあります。実際にこの構造を知りたくて降り立ちました。
ちょうど埼玉ナンバーの乗用車で来たらしい男女二人連れが居合わせました。

@@@湯桧曽駅舎全景です。画像中央やや上部が上り線ホームです。
湯桧曽駅舎全景
画像中央「湯桧曽駅」と書かれた看板のあたりに旧駅舎があったそうです。

@@@現在の湯桧曽駅舎入り口です。
現在の駅舎入り口
入ってすぐ左側にトイレがありますが、改札口らしき設備はありません。

@@@上り線ホームから越後湯沢方面を見ます。
越後湯沢方面
目視でも明らかに上っているのがわかり、画像中央やや上部に上りループ線が見えます。
上り線ホーム

@@@さて、駅舎から下り線ホームに通じる通路です。実際にはもう少し暗い…。
下り線ホームに通じる通路

@@@下り線ホームの水上方面です。画像右側の明かりが清水トンネル入り口です。
下り線ホームの水上方面

@@@下り線ホームから駅舎方面を見ます。
下り線ホームから駅舎方面
時刻表を開くと現在このホームに停車する定期列車は一日に五本。
かつて故郷へ向かう多くの人が、水上を過ぎてから「この山を抜ければ越後…」と、車窓から道標になった薄暗いホームを見つめていたと思います。
並行して新幹線が通じた現在でも、雪国への入り口に変わりはありません。

@@@さて下り列車が入って来ました、お隣の駅に向かいましょう。

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posted by 長風呂呑平 at 17:07| Comment(3) | 鉄道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
人がまったく写っていないというのも不思議な気がしますが…。
Posted by 久保敏雄 at 2017年11月18日 09:37
駅周辺の紅葉も素晴らしい、穴場ですね。
Posted by 久保敏雄 at 2017年11月18日 09:38
駅徒歩五分の湯桧曽川沿いに湯桧曽温泉街があります。
かつては企業の保養所が多数あったそうですが、
現在の営業は中小の旅館が四軒だそうです。
この駅からの鉄道利用者は極まれで、ほとんどは
水上駅からの路線バスを利用すると聞きました。
Posted by 長風呂呑平 at 2017年11月18日 11:32
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