2020年02月21日

ヒノキが泣いている_その価値と需要

久し振りにとても珍しい製品を見掛けました。以前よりそう多く流通している製品ではありませんが、木材需要最盛期であればその価値と特性から貴重品とまで扱われた製品です。
ヒノキの小角
これはヒノキの樹芯を持って製材した通称「ヒノキの小角(こがく)」と呼ばれます。長さが4.00mの樹芯があるヒノキを寸法4.5cm角に製材して、画像の製品は完全に自然乾燥されていました。見ると全量その長さに曲がりも反りも無く、若年性の間伐材でないことがわかります。
一階床下地材の施工
以前であれば床下地材の根太(ねだ)に使われました。木材業者としてヒノキの樹芯は強くて硬い、根太用材としてこれ以上の製品はありません。これを大工さんが機械で削って厚さをそろえて根太に使い、その上に乾いたスギやマツの床下地板を張れば文句無しの床下地でした。
たたみ搬入
この時古参の小売業者が見つめる中、唱えられた価格は私の記憶にある数字の1/3でした。それでも声を出す小売屋は皆無で、最後はその価格からほんの微増で落札されました。
その後しばらくして聞こえてくる声は「今は根太を使わないし…」「大工は削らないし…」。

確かにそのとおりです。しかしそれらは造り手側の都合によるもので、住まい手側から要求されたものではありません。さらに間違い無く、住む人の利益には一切なりません。

巻ヶ沢橋
茨城県南地域に木造建築で新築や増改築を検討されている皆様、
守谷市に開業して54年になる二代目木材商からの提案です。
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posted by 長風呂呑平 at 13:54| Comment(1) | 樹と木 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
一言、残念でなりません。
こうして山が消えていくんですね。
Posted by くぼとしお at 2020年02月21日 14:49
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