2020年10月31日

今やヒノキ柱を扱ったことが無くても「材木屋でございます」

過日よりお伝えしておりますように、国産ヒノキの価値と価格はここまで下がりました。
あの梅印高品位の製材所でさえ、弊店のような超零細業者に「こういうヒノキがあるんだけど…」と声を掛けるまでになりました。それだけ芯材の需要がありません。
もちろん川下からは問い合わせすらありません。取引先の設計事務所や卸売業者は二言目には「そこは集成材で」と勧めます。こちらから助言すると怪訝な態度を取られます。
今までなにもしなかったツケとわかっていても、これではそのツケを払えそうにありません。
家と工場で大騒ぎ
>>> 都内在住小売業者 >>>
私のところでも実家の建て替えをすることになりました。私にはすでに権利はありませんので成り行きを見守っていますが、やはり集成材中心のようです。今日材木屋の集まりがあったので仲間にお聞きしましたが、都内は新築無し。都下の方はまだ手刻みがありますが、ヒノキを使うことは少なくなっているようです。価格は安くなっているにもかかわらず好かれないようです。
40代以下の小売業者では、ヒノキの無垢の管柱を扱ったことがない人も出てきております。

>>> 隣県在住小売業者 >>>
ヒノキなんてもっての外、スギでさえ名前が出ません。
こちらから建築会社に勧めても聞く耳を持ちません。建てるのが仕事で「早く、安く」は理解できますが、ご家族のために「長く住むところ」を提供しているとは思えません。

価格が安くなっているのになぜ好かれないか、それは理解されていないから。
さらに本を正せば「どうすれば理解してもらえるか」を少しも考えないから。

巻ヶ沢橋
茨城県南地域に木造建築で新築や増改築を検討されている皆様、
守谷市に開業して54年になる二代目木材商からの提案です。
ぜひご一読ください、けっして損はさせません。→→→

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posted by 長風呂呑平 at 19:06| Comment(2) | 樹と木 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
聞くほどに末期的症状です。行政から設計士まで
硬い家が一番だと思っているようではもう先が知れています。
スギやヒノキよりホワイトウッドや欧州赤松が構造材を席巻するようでは
もう第4ステージを越えてしまいました。
Posted by kubo toshio at 2020年10月31日 19:14
同じラーメン食べるならカップ麺でいい、でしょうか。
しかしここに至ってなぜ木材業者は声を上げないのでしょう。
Posted by 落葉樹 at 2020年11月01日 14:53
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