本日21日正午の弊宅西側徒歩10分です。土台の敷設作業が行われていました。
先週末の布基礎部分のコンクリート打設から数えてちょうど一週間です。
作業する大工さんは二名、車両は県南ナンバーの1.0tトラックが一台でした。
さて注目すべき土台は人工乾燥されたヒノキの10.5cm角、敷かれた側面に「土佐桧(とさひのき)」と印字されています。画像左側の大工さんが手にしているのは大引(おおびき)で、これは人工乾燥のベイマツです。これだけの量のヒノキを広げると、すぐさま周囲にあのヒノキの香りが漂いそうなものですが、やや強めの北風に流され負けたのか、私の嗅覚にはまったく届きませんでした。
まぁあのヒノキですからね、これは無理もありません。
そして15時45分過ぎ、すでに大工さん二名の姿はありません。
ベイマツの大引と根太(ねだ)が敷かれて、床下断熱材を支える金物が打ち付けてあります。その断熱材が現場に届けられていなかったのか、床下地合板の施工までには至らなかったようです。
うらやましさん、この時点で残念ながら当物件は総ヒノキ造りではありませんでした。
あの大きく「総桧で建築します」と掲げられた言葉の後には、間違いなく(おカネをいただければ)との但し書きが、どこかに薄く小さく隠されています。だれにもわからないように。

茨城県南地域に木造建築で新築や増改築を検討されている皆様、
守谷市に開業して54年になる二代目木材商からの提案です。
ぜひご一読ください、けっして損はさせません。→→→
posted by 長風呂呑平 at 17:43|
Comment(1)
|
建築
|

|
「なぁんだ、大引きはベイマツかよぉ」と思う人がいます。
でも売り手は「ウソは言ってません」なのでしょう。
こんなに解釈が分かれる世界も珍しいです。
まぁ、のちのち100%は買った人の責任ですから
私らの意見など爪の垢ほども及ばないです。