2021年03月25日

先を見通せたスギの垂木

引き続き今日はスギの垂木(たるき)の引き取りです。
これにより今回の物件の納品で、ほぼ先を見通すことができました。構造材の稲生商店様をはじめとしてご協力いただきました皆様方、長きにわたりご尽力をありがとうございました。
スギ垂木の積載
今回の物件は昨秋以来、弊店なりにいろいろと考えさせられました。
現在の弊店のような商法では、仕入先製材所の選択肢は極めて限られる時代になりました。立ち会いに出掛けて落札できた製品はほとんど皆無で、あらかじめ予測して手当てする必要性を痛感しました。事実引き取ったこのスギの垂木も、立ち会いに参加して探し当てたものではありません。

それだけ供給側が整理され、今後は同一製品大量生産にさらに大きく傾斜していくように感じます。

巻ヶ沢橋
茨城県南地域に木造建築で新築や増改築を検討されている皆様、
守谷市に開業して54年になる二代目木材商からの提案です。
ぜひご一読ください、けっして損はさせません。→→→

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posted by 長風呂呑平 at 18:17| Comment(2) | 樹と木 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
いつ来るかわからない顧客を相手に、売れるか売れないかわからない品物を作るより、はっきりとした需要が見込める顧客を相手にしたいと思うのも無理はありません。
これも市場原理から来る結果というものでしょう。それを誰が決定しているのかといえば、一個人の需要が集まって少しづつ変化しているということでしょうね。
Posted by くぼ としお at 2021年03月27日 13:22
まったくご指摘のとおりです。
Posted by 長風呂呑平 at 2021年03月27日 14:24
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