2021年09月02日

植林の神、紀伊国一之宮の伊太祁曽神社

御祭神は素戔嗚尊(すさのおのみこと)の子で、植林の神様の五十猛命(いたけるのみこと)だ。高天原から降りた五十猛命は、父と共に樹木の種を持って朝鮮半島で植林をしたが、種が余ったので持ち帰り、九州から日本中に植林して回った。
「それで日本は緑豊かになったといわれています。この五十猛命を祀っている神社は、一之宮では佐渡一之宮の度津(わたつ)神社と、紀伊国一之宮の伊太祁曽(いたきそ)神社だけだと思います」。
J R東日本「大人の休日倶楽部」2021年09月号より

伊太祁曽神社本殿
Photo:伊太祁曽神社HPより
この職に就いた若い頃より聞き及んでいたものの、すでに五十路も終わろうとするこの年齢になるまで、お恥ずかしいことにこちらに参詣参拝に出向いた機会はありません。
今さらこの期に及んでの神頼みも実に虫のいい話で、神殿の奥から「あんたら今までナニやってきたんだ!!」とお怒りの声が聞こえそうです。「ハイッ、そのお怒りはごもっともで」と素直に頭を垂れて、現在の喧噪が落ち着きましたら必ずや手を合わせに出掛けたいと思います。

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posted by 長風呂呑平 at 16:13| Comment(2) | 樹と木 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
一生知らずにリタイヤしました、はずかしい。
Posted by くぼとしお at 2021年09月02日 18:03
現代の若年層はもちろんのこと、
私と同年代でもこちらを知る同業はごく希です。
まぁ、木材業者と呼ばれる人の多くは自分が神様ですから。
Posted by 長風呂呑平 at 2021年09月03日 09:11
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