2022年02月02日

今も覚えているあの焼きたてのパンの香り

もうかれこれ55年も前のことです。私はこのバス停を利用して、当時ここから歩いてすぐ近くにあった私立幼稚園に通園していました。それは成長過程の昭和も半ば、今どきの小じゃれた幼稚園バスなどあろうはずは無く、もちろん一時間に一本あるかないかの私鉄路線バスです。
上町バス停
その当時、こちらの洋菓子屋さんはパン屋さんでした。
ほんの数人の悪友とバス待ちをする時間には、明け放れた窓から奥のオーブンから取り出す焼きたてのパンが見え、その焼いたパンの香りに子供ながらいつも「うまそう」と鼻を鳴らしました。
お菓子の店 CHEZきむら
いつの頃からか看板が洋菓子屋さんに変わりました。私にとって洋菓子は守備範囲の外、つい数日前に意を決して店内に足を踏み入れました。店内を見渡すとやはりパンはありません。レジに立った女性に「もうこちらでパンは無いのですか…」と問うと「ハイ、パンはありません」と即答でした。

友達ができた幼稚園は廃園になり、朝夕に焼きたてのパンの香りを楽しませてくれたお店も姿を変えました。コッペパンでいいから、あの窓から見えた焼きたてのパンを食べてみたいものです。

お菓子の店 CHEZきむら 守谷市本町357 TEL:0297(48)1411

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posted by 長風呂呑平 at 17:40| Comment(2) | My 食べログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
経済は生き物なんです。一箇所に止まっているのは、
ずっと変化することはないと思ってきた我々だけです。
Posted by くぼとしお at 2022年02月02日 19:38
まったくご指摘のとおりです。
Posted by 長風呂呑平 at 2022年02月03日 06:04
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