左官壁の下塗りが一段落しました。
水が抜けるまでの数日間は、待つのも仕事と辛抱です。その間に壁から出る湿気が屋内にこもらないよう、極力すべての窓を全開にして通気に努めます。
左官が再開されるまで、大壁用のスギ板に抜けたフシを埋める作業があります。
製品の製材時に「できる限りフシは抜けないように」と依頼はしたものの、加工してみるとやはりどうしても「完全無穴」とはなりません。施工後にフシが抜けて「壁穴」となった箇所を探し当て、それを埋めていくかなり地道な作業です。
画像中央の小さな丸いフシ、周囲のフシと比較して明らかに不自然に見えます。しかしこれも木材にある特性のひとつと理解するしかありません。
それでもこれだけの数量を使ってこの程度、木材業者としては合格点です。
posted by 長風呂呑平 at 18:01|
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主要構造材は天竜ヒノキ
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