たしか…、日頃懇意にしている設備屋さんの故郷は羽後の国、由利本荘だと言っていた。この地名は町村合併による比較的新しいもので、個人的には「羽後本荘」と言われた方がわかりやすい。
設備屋さんは「秋田県で一番広い市だ」と自慢している。……別段彼がそうした訳では無い。

時刻表を開くと、秋田駅から羽越本線を普通列車で上り40分ほどで羽後本荘駅に着く。途中普通列車でも通過する駅もあるようで、小説「砂の器」で脇の舞台にもなった「羽後亀田」の名も読める。
その設備屋さんが帰省する際には、価格の面から夜行バスを利用するそうだ。羽越本線経由というと以前ならすぐに上野発「あけぼの」の名を思い浮かべたが、残念ながら今はもうそれも無い。現在では東京駅から「こまち03」を使うと正午過ぎには道川駅に着く。
先月末、東京で久し振りに軽い秋田弁を耳にした。出席者の中でただひとりの生産者だった。あの日行われた我々のやり取りを見て、その人がどのように感じ、そしてどう考えたかを聞きたかった。
次回「
大人の休日倶楽部パス」は来月06月末から使える。
秋田駅から羽越本線を上る行程なら、庄内酒田や鶴岡まで足を伸ばせそうだ。秋田駅で「こまち03」から羽越本線普通列車の接続乗り換えに約30分、あの
ハタハタすめしも注文できそう。
posted by 長風呂呑平 at 10:17|
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