> 買方組合(かいかたくみあい)ってなんなんでしょうね。ホント…、なんなんだろう。
ここに入らないと仕入れることができない、と聞いているから入っているけど。
今の時代、取引契約書を交わすだけではダメなのかな。
現在弊店には仕入先の木材市場・営業所が四社ありますから、一社に10,000円の年会費を支払いますと都合40,000円が必要です。その用途はと言うと、主に総会や新年会の飲食代や、大きな催事の経費やそのおみやげ代に掛かると聞いています。
建築士会のように定期的に会報が届くわけでも無く、現在は研修会や講習会が開かれるようなこともありません。
以前、地元で食品製造業に携わる同級生にこの制度について話したところ「なんでそんなめんどくさいことすんだ」と笑われたことがありました。他の職種、たとえば八百屋さんや酒屋さんたちにもこのような制度はあるのでしょうか。
こう考えると、県木連(県木材協同組合連合会:通称「けんもくれん」)ってなんなんだろう。
折に触れて定期勉強会の参加者に「ケンモクレンって知っていますか?」と尋ねると、決まって「なんですか、それ?」と不思議な顔をされます。加入している(させられている)我々ですらよくわからない組織ですから、世間様が知らないのも当然無理はありません。
弊店は地域の組合に17,000円の年会費を納めます。主な用途は買方組合と同様でしょう。
景気がいい時代なら「10,000円か」と感じますが、こう満足に売れない時代にその用途を考えると「10,000円も」と考えるのは生まれ持った悲しい貧乏性です。
40,000円を納める組合員が100軒あると400万円の資金が集まります。
必要、または有益な費用であれば支払うこともやぶさかではありません。
自分たちで納めた組合費ですからそのカネで酒を飲むのもけっこうですが、会費を有益に使ってもっとより多くの消費者に木材を理解して使ってもらい、本業で売り上げたその利益の中からキリッと冷えたビールを飲めるようにはならないのでしょうか。
posted by 長風呂呑平 at 08:01|
Comment(2)
|
TrackBack(0)
|
樹の仲間
|
|