この期に及んで今さらなにを謝るのかと質疑応答を、それこそ全集中で聞いてみる。
がしかし、ダメだ、やっぱりよくわからない。
今の日本で都心のホテルが開く飲食付きの宴会を、いくら部下の言葉を信じたところで、ほんとうにひとり5,000円でできると思っているのか。もしほんとうにそう思っていたとすれば、どこかの国の皇帝ではあるまいし、恐ろしくおめでたい世間知らずの御仁だ。
映像を見終わって後。
何度も繰り返し「知らないところで」と言うが、おそらくこの人は故意に「知ろうとしない」のではないか。自分から「知ろう」とすれば、当のご本人様自ら宴会場に電話の一本も入れれば済むことを。ことの次第を「知った」時点で自分に火の粉が降りかかることを察し、最後まで「知らない」で済ませば我が身には及ばない…、と考えた。こう推察すれば一連の行動に整合性がある。
そして部下だけが罪に問われるのは、さながら昭和の任侠映画を見ているよう。
「心配するな、100万は組が出してやる。ほとぼりが冷めればおまえは幹部だ」と。
これが今まで一国の代表者かと思うと、話にならないほど情けない。
日本人のだれもが知る心の花も、こう使われてはくすんだ灰色にしか見えない。

茨城県南地域に木造建築で新築や増改築を検討されている皆様、
守谷市に開業して54年になる二代目木材商からの提案です。
ぜひご一読ください、けっして損はさせません。→→→
posted by 長風呂呑平 at 14:49|
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樹と木
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